部会報告が遅れたことを、お詫びします。
10月22日(水)保健・医療・福祉部会が開かれました。
昨年から、始まった部会活動ですが、これまで市の出前講座や市内の高齢者施設に勤務されている方のお話、
認知症を学ぶ講座など多くの方から学んできましたが、実のところ、介護が必要になったときに、まず駆け込む
地域包括支援センターとは何?何をしているの?と知らないことばかりだと気づき、今回は城下地区の地域包
括支援センターの所長の前橋さんのお話を伺うことになりました。
題して、
要支援1.2の介護サービスの実態から市町村事業を考える。
地域包括支援センターとは?
前橋さん
地域包括支援センターは中学校区に1か所設置されています。
運営は、社協、医療法人、
高齢者介護事業者が行っています。
センターの職員3名・・(*_*;少ないと思うのですが
主任ケアマネージャー・保健師・社会福祉士と、それぞれが専門分野を持つ方々で構成されています。
介護が必要になったらと思いがちの包括支援センターですが
高齢の家族を抱えていたり、
ご近所に暮らす高齢の方々について、何でも相談できる場所と
捉えると、とても身近な場所
となると思います。やはりプロの方々に相談してみることで道が
開けるのではないでしょうか。
また、来年度から介護保険の要支援1・2は、介護保険の適用さから外されることで、
これまで受けられていた介護サービスが、市町村事業に振り分けらると、どのような
サービスとなるのかが注目されていますが、自治体の財政事情もあり、介護サービスの
質の低下を招きかねないこともわかりました。
介護保険の適用から外れるということで、包括支援センターの業務が軽減されるのかと
思いましたが、福祉用具の
貸与など、包括支援センターが行う業務も残るそうで、かえって業務が煩雑になりそうに
思えました。
前橋さんは、歳をとることは誰にでもやってくること。
どういう人生を送るのか、最期までを含めた人生設計が大切と話されました。
自分らしい生き方とは何か。最期をどこで、どう迎えるのか。生ききることの宿題ですね。
国が社会保障のための消費増税と言いながら、実態は社会保障費の削減を行っている
ことにも目を向けていく必要もあるのではないでしょうか。
今回の参加者は4人と、少なくて本当に残念でした(>_<)