2013年10月17日
さんかく講座「TPPで日本の医療はどうなるの?」
  10月12日(土) 13:30より、さんかく講座が開かれました。
  「TPPで日本の医療はどうなるの?」
  講師は鹿教湯病院名誉院長 市川英彦さん
    さんかく講座1
   市川先生が佐久総合病院勤務の際は「共感・配慮・誠実・尽力」の協同の心を
   看護士から学び、農村医療を学ぶ。病院創始者『若月先生』の農村医療の精神は
   連綿として市川先生に受け継がれている事を実感しました。

  *高齢者生活協同組合への参加…高齢者の願い
  ①長生きで良かったと、心から実感できる人生を送りたい。
  ②地域社会との関わりを深め、人に尽力する思いで暮らしたい。
  ともに助け合って高齢者の幸せづくりの協同を育て、壮大な流れを起こす。

  TPPは巨大企業中心の1%の為の協定であり、99%の国民を犠牲にする。 
  TPPの主要なターゲットは『日本の医療』である。医療の自由化は「国民皆保険」の
  崩壊を招き、貧富の差が治療の差を生む。
  本来「治療」は全国民平等のはずだ。
  私達は選挙の時、笑顔で言われる「耳障りの良いことば」にだまされてはならない。
  内用を精査し、真意を探ろう。

           さんかく講座
  
  健康に成長した若者は戦闘要員ではないのだ。若者が希望に燃えて働き、
  明るく活動できる社会であってほしい。
  かわいい子どもたちに手渡す社会は「協同の心」を基本に、少しでも正しく
  温かいものにしてから送りたいものだと思った。 (運営委員A.K)

2013年10月07日
第3回 福祉部会・介護保険制度
 10月4日(金)10:00より、介護保険制度の出前講座が開かれました。
 参加者8名。

       長田氏
            講師:長田泰幸さん(市職)

   介護保険制度導入以前の介護問題と制度導入後についてのお話は
   制度そのものにより、介護の主体だった女性の負担は軽減されたが、
   家庭における役割を全部保険でと、期待する人が多くなったそうです。
   しかし在宅介護全部を保険で看ることは難しい現実で、今後の介護
   保険の見通しとしては、介護度の要支援1.2の切り離しや切り捨て、
   保険料や利用料の負担増がありそうだということ。
   介護保険は遠い先のことではなく、誰しもが関わる保険制度であることを認識し、
   超高齢化社会が抱える支える側と支えられる側の両面を考えていく必要があると
   思いました。
   福祉部会
   2014年の消費増税は、介護を受けるサービスにまで及ぶ増税で、利用したくても
   できない状況が加速するのではないかと懸念します。
   今後は、介護保険の一部を自治体に任せる動きも出ており、その税収が少なければ
   サービスも提供できないということになりかねず若い人たちが働き税金を納めることが
   できる社会と街づくりが重要ではないかでしょうか。
   
   上田市の高齢化率(26%/2013年)  
   最高高齢化率予測は2025年の35%
   最高齢は109歳の女性一人。
   99歳の方が、200人。

   高齢になったらに施設に入居すれば、簡単に思っていると大変な思いをしますよ。
   上田市の入居希望待機者1200名だそうです。
   自立した生活を送ることは、誰もが願うことですが介護も含め、若い世代とも話し合いながら
   未来を考えることが大切ではないでしょうか。

2013年09月20日
情報発信部会№2/報告&感想
中秋の名月の時期、眠っていた台風が起こされたかのように次々と本土に上陸して来ます。
さて、9月18日に行われた情報発信部会第2回について、ちょっとご報告。
過去の記録「ゆう・ゆう・ゆう」(12年の記録)を読み返していて、私は部会の在り方について
疑問を持ち始めていた時でした。

当部会の部長から部会を「やるよー!」と言われて「上田市民ブログ」の
情報発信の仕方について講義を受けました。IDパスワードの入れ方、
カテゴリーを分ける事、画像の取り込み方など、様々な注意事項と共に
テキパキと進む説明に部員である私達も脳みその洗濯です。
資料1  20130918000744 
         〜 実際のブログ編集画面の一部 〜

最後のプレビューの確認まで来るとホッとしたりはぁーっとため息ついてみたり、
お茶のコーヒーをガブっと呑みこむ思いで投稿しています。情報発信と言うのは、
部会のメンバーだけでは、完成致しません。

部会以外の方たちも加わって作り上げて行く事で切磋琢磨されて良い記録が残ります。
記録と発信が一対であると改めて確認出来、日頃発信出来る事もしていなかった反省が出来ます。
是非みなさんも発信に加わって頂きたいと思いました(^。‐)b(M)

2013年09月19日
情報発信部会(9月18日)
  第2回情報発信部会

  9月18日午後1時30分より「情報発信部会」が開かれました。
  部員は3名と少人数ですが、本年度より発足しました。
  主に「女と男うえだ市民の会」の様々な活動、内容などをブログを通して
  みなさんにお知らせしています。
   ブログ資料2
           〜 上田市ブログトップページ 〜

  今回は、一人に頼って発信していたブログを皆で出来るようにするための勉強会をしました。
  資料を用意して内容にそって進めましたが、なかなかむずかしぃ〜!です(;O;)
       ブログ資料
            〜 編集画面の一部 〜

  ブログへの入り方、写真の取り込み方、入力の仕方など・・・
  思うように出来ない!
  次回も勉強するので、がんばろう・・・っと(*^_^*)(KK)

2013年09月18日
さんかく講座 TPPで日本の医療はどうなるの!?
              〜 さんかく講座のお知らせ 〜
            さんかく講座
            会場: 市民プラザ・ゆう2階 会議室
            日時: 10月12日(土)午後1時30分〜3時
            講師: 市川英彦氏(鹿教湯病院名誉院長)
            参加費: 無料
            申込:  不要。当日時間までにお集まりください。
            問合先: 上田市人権男女共同参画課
            電話:  0268-23-5245

TPPの参加で私たちの医療はどうなっていくのでしょう?みなさんも一緒に学びませんか?      

2013年09月12日
ゆう・ゆう・ゆう第73号の発行・発送作業
   9月9日(月)13:00より「ゆう・ゆう・ゆう」第73号の発送作業が行われました。
   発送作業9.9
             読み合わせ・校正作業

  朝晩はだいぶ涼しくなりましたが、まだまだ日差しは強いですね。
  今回は運営委員11人で校正、印刷をして、資料を数枚入れてセットして封入しました。
  校正は、どうしてもいろいろな意見がでたりして、時間がかかってしまいます。
  みんなが、より読みやすく充実した内容のものにしたいと思うので、どうしても
  熱が入ってしまいます(^^;)))

   発送作業1
                折り込み作業

  16:00頃までかかって、そのまま続けて「広報委員会・第5回運営委員会」を始めました。
  次回の「市民の会第一回例会、交流会、つどい、部会、運営委員会」など、秋にむけて
  学習など内容の濃い会合の確認を行い解散となりました。10月も忙しくなりそうです。
  皆さまお疲れさまでした。

  ✿お二人ほど、午前中から頑張っていただき、ありがとうございました。
   おかげさまで、午後からの作業でも時間内に終わりました。 感謝!
                                      (K.K)   

2013年09月07日
福祉部会(第2回)
    9月6日(金)13:30〜第2回 福祉部会・参加者9名
      編集委員会1
  現在、親世代を介護中、介護を終えた人、そして誰もが迎える介護される側として
  いったい介護とは?介護保険や入院、施設入所のこと、煩雑な手続きなどの現状を
  報告してもらいながら、意見交流を行いました。
  すでに親世代の介護を終えた人の発言は、なるほどと思える知恵がいっぱいでした。

       運営委員会2
   実の親との葛藤や身体に変調をきたすようなことになってまでも、親に対して
   距離を置くことが罪悪感を感じさせてしまうという発言など、単に介護というだけで
   済まされない問題が多いこともわかりました。

   人は誰でも歳を重ねて、誰かの手を借りて生きていかねばなりませんが、
   将来を見据えたとき、人生の終盤をどのように送りたいのかを考えていく
   ことが求められていると思います。

   社会保障制度の見直しが進められ介護保険そのものが変質し始めています。
   介護保険の要支援1.2を切り離し、地域包括推進事業に移行させるなどにより
   サービスは全国一律でなく自治体の裁量で地域間格差が出るだろうと言われています。
   このようなことからも学習の積み重ねは緊急の課題と言えます。

   次回は10月4日(金)10:00〜 ぜひご一緒に!

2013年09月06日
機関紙ゆう・ゆう・ゆう第73号/編集
 9月5日(木)9:00より来週発行の機関紙の編集作業が行われました。その様子をお知らせします。
   
     編集委員会3
   普段はメールでやりとりしているメンバーの運営委員も、この日は顔を
   突き合わせながら軽いミーティングを終え、昼食を交えパソコンのデータ-と
   睨めっこしながら、校正、仮刷りし、確認して行きます(。。)(・・)(@@)))

 編集委員会4
 普段は仕事で忙しく皆スケジュールを調整しながらの出勤です。
 選りよいものを作ろうとあらゆる知恵を絞り合います。
 あまりにも熱中している為、後姿が多いですが、本当は皆美人揃いです。♪(^^;)))

今号は、(7/28)市民フェスティバル2013についての報告と秋のイベント企画も満載です。乞うご期待!
                                                           (Y.M)

2013年08月03日
歴史部会『旧川西村における生活改善運動のあらまし』
7月29日(月) 13:30より川西公民館において、元川西村村長の井澤二三さんより
『旧川西村における生活改善運動のあらまし』について、お話を伺いました。

事前のお話しで、井澤さんは80才代とお聞きしていましたが、その姿は矍鑠とされており、
その後の75分間の講演も、北澤代表が「お掛け下さい」とお願いしましたが、井澤さんは
「立ったままで」と仰って、最後まで椅子に座られることはなく驚きました。

〜生活改善運動のお話より〜
具体例:自宅で行っていた結婚式を公民館で行うようにした。
     自宅で結婚式を執り行うためだけに座敷を改修するには費用がかかることから、
     公民館で結婚式を行うようにした。
     実際には、座敷改修に充てる費用で暗い台所を改修し家事をしやすいようにする
     ことを薦めた。
     また新憲法が公布・施行され、家制度中心だった憲法は個人が尊重される憲法に
     変わり結婚も自由に出来るようになったことから、家の格などに囚われないようにと
     価値観を変えていく意味でも公民館で結婚式を行うことが進められた活動。

           旧川西村 
   (上田市HPより引用:市地図より現在の川西地域切り抜き)
  *旧川西村:1957年3月31日から1973年3月31日まで小県郡にありました。
    1973年4月1日に上田市に編入。

昔からの方法に「嫌だなぁ」と心の中で呟くだけの私には、お話の全ては驚きでしたが
当時から今につながる自分の身近な暮らしのことを、とても興味深く聞くことができた
歴史部会でした。

  *生活改善運動:1940年代後半から1950年代を中心に日本の農村の生活環境を
             良くするために行われた活動

  次回、9月30日の「味噌汁給食」(今の学校給食のはしり)のお話も楽しみです
  皆さまも是非、お出かけ下さい。\(^^)           (運営委員・井出ト)


2013年08月01日
「2013市民フェスティバル」に参加して
7月28日(日)丸子文化会館セレスホールにて「市民フェスティバル2013」〈今こそ、
千年に一度の学びどき〉が開かれました。今年は“防災を考える”がテーマです。
         防災5
前日の午後は、それぞれのグループによる展示物の準備があり、当日は大勢の方々に見ていただき
反応はどうかな?なんて思いながら会場に着きました。

我がグループは、みんなで何回も頭を寄せ合って作っただけあって、りっぱな「防災マップ」が
出来あがっていて大きく飾ってありました。
この展示会場には、「消防団」による数十枚のポスターも飾られていて、それぞれの分団の
特徴がよく表れていました。

10時より「小ホール」にて、開会式、母袋市長のあいさつが終わり、24年度「男女共同参画
推進事業者表彰」受賞者の紹介パネルディスカッションがあり2法人、2自治会代表者が、
体験談・女性の企業と自治会への参加の取りくみ方を発表され、また女性消防団の活動に
ついてのお話も聞くことができました。
お昼タイムは、ロビ-販売の、おいしいお弁当でした(^q^)

       田中優子さん
午後の部は、子供劇団による手話を交えての「春が来た」の歌から始まりました。
そして講演会の講師「田中優子さん」が着物姿で登場しました。
演題は「江戸時代の暮らしと復元力」
ステージ上に映し出された絵をみながら、江戸時代の災害時の様子など話されました。
・火事が出ると延焼を防ぐ為に周りの民家を壊す。
・火事現場より使える障子・襖など持ち出して、今で言うなら仮設住宅を建てる。
・雨戸をはずして、地割れ対策の為に地面に置く。
現代のような高度な技術・対応がなかった為、知恵をしぼって災害に取り組んでいた。
それは、見知らぬどうし協力しながらも「自力で」生き抜ぬいて行く、という精神であるそうだ。
また、ある浮世絵師が未来の日本を予想した絵を描いているが、高齢社会、ひきこもりなど
ぴったりと当てているのには、驚きました。
約1時間30分のお話の中で「防災といえるのは、作ってはならない物は作らない。これからも作らない」
「今の軍隊は、国民を守る為のものではない。軍隊は、国を守る為のものになっている」と
話された言葉が、耳に残りました。
                                      (運営委員 金井)