消え行く聖火
感動的な閉会式だった。
オリンピックに向けてがんばった厳しい通訳トレーニングや
3年半にも及ぶ様々な研修の日々が頭の中を駆け巡る。
何万発もの花火、提灯をゆらして歌った「ふるさと」
ああ、もう全てが終わるのだ。聖火台の火がだんだん小さく
なり・・やがて真っ暗な空間となった。


   シドニーからの手紙
長野オリンピックから2年後、シドニーでは夏の
オリンピックが開催されていた。
ある日、シドニーのオリンピック村の消印で封筒が
届いた。差出人は スイスオリンピック委員会とある。
中には、選手たちのサインを集めたカードが入っていた。
スイスの人たちの礼儀正しさや思いやりには、心から
感動しました。


    オリンピックを通して得られた最大のものは友人である。
    ボランティアをした人たちを中心に、ボランティアガイドのグループが出来て自主研修をしたり、
    外国からのお客さんの観光ガイドをしている。
     もうひとつはインターネット。一緒にスイスチームのアシスタントをして友達になった方から
    楽しいからと勧められたこと。おかげで今の私にインターネットは無くてはならないものになっている。

付録

2003年2月14〜16日まで軽井沢で国際カーリング大会があり、
オリンピックのときのメンバーが3人きており、5年ぶりに再会した。
結婚して双子が生まれた、もうすぐ3人目が生まれる、などみな良い
お父さんになっていた。今は家庭が大事だからカーリングは引退して
いるという。

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